やればやるほど下手になった経験から学んだ【最強の練習方法】

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考えるゴルフの会会長 岡野 訓寛(のりひろ)

『100切り指導の専門家』。オーストラリアで学んだ最新のゴルフメソッドと運動原理、理論に基づいた“考えるゴルフ”を全国の様々なプレーヤーに広める活動を行っています。

こんにちは。

考えるゴルフの会、岡野です。

今日は練習法について
考えてみたいと思います。

まずはどうでしょう? 
皆さんはどんな練習をしていますか?

短いクラブからやって、長いクラブまでまんべんなく、
7Iだけ、ドライバーメイン、
練習器具を使う、・・・

なんだかんだ無限にありそうですね。

大昔はダンプ1杯打てば、
いいなどと、とにかく量の時代でした。 

しかし、皆さんは当然、
質の追求をしないといけません。
ゴルフにそんな時間もとれないし、
労力だってかけれないと思います。

一つ、私の経験談を語ります。

昔、あるプロに、
練習方法について
尋ねる機会がありました。

ちなみに、その方は最年長で
PGAのツアープロになった方です。

「どんな練習方法が一番よいのでしょうか?」
と尋ねると

「そうだな~もちろん質の良い練習を
しなくてはならないけど、
そこまでにいくには相当な量を
こなすことは絶対に必要だよ」

当時、まだ、ゴルフを本格的に
初めて半年くらいだったので、
そのようなアドバイスを、
くれたのだと思います。

僕は誤解して、
頭には「量」という言葉が
こびりついてしまったのです。

ですので、寝ても、覚めても
ただひたすら打っていました。

「質」をすっかり忘れてしまったのです。

とにかく、ハンパない量でした。

朝から晩までアプローチを入れれば、
千球を軽く超えていました。
ラウンドもします。

そうすると、ある程度は
上手くなっていくのですが、
どこかで限界を感じてきます。

そして、だめだと全部
「量」のせいにしてしまうんです。

まだ、足りないんだな、「量」が! 

今日はアイアンがだめだったな、
やはり「量」が足りないんだな!  

ドライバー飛ばないな
「量」が足りないんだ!

頭は常に「量」
「量」が足りない、「量」が足りない。

やってもやっても上手くならない。当たり前ですよね、
全然「質」を考えていないんですから。

「うぉーーーーーーーーもういやだ 」

もう、頭が爆発です!
ついには怪我をしました。 

それでも、やらなきゃならないので、
無理して、またやります。

そして、違うところを怪我しての
繰り返し。

このように「量」ばかりのスイングをしていても、
人間はとても良く出来ていているので、
何とか、真っ直ぐ打てるようになります。

具体的には、バックスイングが悪くても、
ちゃんとどこかで直そうとする動きが入るんです。

身体が右に向いてたって、
左にボールを投げれますよね? 

挙げ句の果て、
帳尻あわせのスイングが完成します。

こうなったら、もう直すのは至難の業。 
相当な労力と時間がかかります。

僕は、このような経験をしたのです。
まさに、遠回り。

皆さんには本当に
このようになってほしくありません。

行き着く先は怪我かやめるかです。
こんな経験を通して、
オーストラリアにゴルフを
再度学びに行ったのです。

これが僕がレッスンをしている
一つの理由でもあります。 

ということで「質」を追求して下さい! 

ゴルフは球数に比例して、
上手くなるわけではないんです。

ここで、今日は皆さんに
史上最高の練習法を伝授します!

私が偉大な師匠から教わった、
もっとも成果のでる「質」を追求する練習方法を
皆さんに特別にお伝えします。

それは【素振り】です。

どうですか、決して
ふざけているわけではないですよ。

このもっとも原始的で、疲れる、
つまらない(僕は楽しいです)練習法。
だけど、めちゃくちゃ成果のでる練習法。

偉大な選手達、王貞治選手、
落合博満選手、松井秀喜選手、みんな、
素振りを最も大事にしていたんですよ。

僕もこの素振り練習法を
師匠から、教えてもらったとき、
圧倒的にヘッドスピードが上がり、
飛距離が格段に伸びました!

当時、月に4回、
レッスンを受けていたのですが、
素振りを見てもらって、
ボールを打つのは5球くらい、
全く打たないときもありました。

「そのスイングで良いよ。」これで終わり、

あとは帰って、次の時までひたすら素振りです。

そして、3ヶ月たって、
久しぶりに練習場にいくと、
当たるし、飛ぶし、何じゃこりゃと
思いました。  

ボールに合わせる感覚が全くなくなるんです。

とにかく、【素振り】【素振り】【素振り】 

お金もかからないし、いいことしかないですよ!

素振り専用練習場を作ったら、
皆さん、上手くなるのに
と本気で思っています。

こんなことを書くと、
練習場が儲かりませんので、
クレームがきちゃいますね。

それでは、また!

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『100切り指導の専門家』。オーストラリアで学んだ最新のゴルフメソッドと運動原理、理論に基づいた“考えるゴルフ”を全国の様々なプレーヤーに広める活動を行っています。

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